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┏━━━━━━━━ ■ 目次 ■ ━━━━━━━━┓
┃
┃     1 作務衣のある暮らし
┃     2 服飾の歴史
┃     3 昔の人びと
┃     4 編集者のつぶやき
┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ■1■       作務衣のある暮らし
------------------------------------------------------
作務衣についての豆知識や「作務衣の専門館 伝統芸術を
着る会」の新作など、作務衣の情報満載のコーナーです。


■■作務衣とは…

 禅門では掃除や採薪などの日々の業務を作務と呼ぶそう
 ですが、この時に着用する作業着を作務衣と称したこと
 が、和服『作務衣』のルーツだと言われています。

 今のように上衣とズボンが分けられたのは比較的最近の
 ようで、当初は長作務衣という、作務衣の上衣が膝くらい
 まである衣が一般的だったようです。お寺様の着られる
 改良衣をイメージすると良いかも知れませんね。



■■「作務衣の専門館 伝統芸術を着る会」って?

 作務衣一筋の通信販売を開始して、今年でなんと25年!
 3万人もの作務衣ファンの皆さまにご支持いただいており
 ます。伝統的な作務衣から、意匠を凝らした現代風の作務
 衣まで。様々な作務衣を創り続けています。



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 ■2■          服飾の歴史
------------------------------------------------------
私たちの肌に一番近いものとして、いつも時代もその時その
時に合った様々なスタイルがありました。そんな服の歴史を
皆さまと一緒に振り返っていきたいと思います。


■着物のルーツ


 現在「着物」や「和服」と呼ばれているものは、小袖が
 もとです。大袖の礼服などに対して、実用的な袖の小さい
 衣服というのが本来の意味でした。

 振袖なども小袖のひとつであり、小袖は当初、肌着として
 使われていましたが、しだいに小袖が単独の衣服として
 独立していくようになります。
 それが、鎌倉時代から室町時代にかけての戦乱・群雄割拠
 の治世です。平安時代になっても治安が乱れ、貧困な時代
 が続きました。公家階級に至っても、その影響から逃れる
 ことができず、応仁の乱以後には、華麗な貴族衣服を維持
 することさえ困難となり、服飾は小袖の素ようなものに
 簡化されていきました。

 時は移って安土桃山時代。この時代は、戦国時代とは
 打って変わって華やかな文化が花開きます。
 この頃には、小袖が衣服の主役です。外国との貿易などに
 より、染織技術は飛躍的に発展し、目を見張るばかりの
 豪華絢爛な小袖が誕生します。江戸時代になり、町人や
 武家、貴族や芸能に携わる人など、不特定多数の人々に
 よって小袖の豪華さが競われました。
 小袖があまりに贅沢になってきたので、奢侈(しゃし)
 禁止令が出されたほどです。

 しかし、明治時代から大正、そして現代にかけて、小袖
 (または着物)は衰退の一途をたどって行き、戦争を経て
 より実用的な洋服に主役の地位を奪われてしまうのです。

 このように、小袖は着物のルーツでした。
 今では、普段着としてではなく晴れ着として親しまれる
 ようになり、用途により様々な形態の和服が作られました。
 作務衣もそのひとつです。
 戦乱の世の苦しい時代をも耐え抜き、人々に愛され現代
 まで生き抜いてきた小袖のように「伝統芸術を着る会」も
 永年の間皆さまにご愛顧頂けるような作務衣を創り続けて
 いきたいと思います。



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ■3■          昔の人びと
------------------------------------------------------
 室町は連雀商人から江戸は虚無僧まで・・・。
 ここでは、昔の人々の生活や物語などをご紹介します。


 7月下旬となりいよいよ祭りの時期です。
 祭好きの私にとっては、もう居ても立ってもいられません。


 この時期の風物詩が花火。
 皆さまも花火大会や自宅の庭先で楽しんだ思い出があるの
 ではないでしょうか。
 しかし、闇夜に輝く美しい姿に見とれるのもいいですが、
 花火はもともと火薬であり、取り扱い方によっては大変
 危険です。花火大会で、爆発事故やそれに伴う火事も
 起こっています。皆さんも、ちゃんと「使用上の注意」を
 読んでからお使いください。

 ということで(?)、発行第一回目の今回は、
 江戸の大火「振袖火事」のおきくについてのお話を
 紹介したいと思います。


■■振袖火事

 「火事と喧嘩は江戸の華」という言葉があるように、
 人口・木造家屋が密集していた江戸の町では火事が多発
 していました。特に、大火と呼ばれる大規模な火事には、
 様々な物語が語り継がれています。

 有名なのが、「天和の大火」、別名「お七火事」。
 これは、お七という女性が離れ離れになった愛しの彼に
 会いたい一心で、放火未遂事件を起こしてしまい、
 鈴ヶ森の刑場で火炙りの刑に処されるという、燃え盛る
 火と純情な恋心が妖しい輝きを放つ物語です。
 「ガラスの仮面」をお読みになった方なら、ご存知なの
 ではないでしょうか(笑)

 これと並んで有名なのが江戸最大の大火「明暦の大火」。
 1657年、明暦3年に起こったものです。
 これは俗に「振袖火事」と呼ばれ、大学受験時の授業中に
 先生が息抜きとして話してくださったのを覚えています。

 物語は諸説ありますが、その中のひとつは…


 「上野の神商大増屋十右衛門の娘おきくは、齢十六。
 ある日、通りすがりの美少年に恋心を抱いた。
 寝ても覚めても彼のことが忘れられず、せめて彼が着ていた
 召し物を身につけたいと、似せた振袖を拵えさせ、毎日彼の
 ことを想い続けた。
 おきくは、とうとう恋煩いから床に臥せってしまい、
 短い命に終わりを告げた。

 両親はおきくを憐れんで、おきくの棺にその振袖をかけて
 やり、本妙寺に納めた。寺では法事が済むと、振袖を古着
 屋へ売り払った。

 本郷元町の麹屋吉兵衛の娘お花は、この振袖に心を引かれ
 この振袖を手に入れた。しかし、お花はそれ以来病気に
 なり、まもなく、おきくと同じ16歳で亡くなってしまう。

 お花の葬儀に、またまたこの振袖が棺にかけられ本妙寺に
 持ち込まれた。寺の小姓たちは驚きながらもこんなことも
 あるのだろうと、再び振袖を売り飛ばした。
 振袖は、これまた16歳の娘の手に渡り、この少女もほど
 なく死んでしまう。

 振袖は、三度棺にかけられて本妙寺にやってきた。
 さすがに恐ろしくなった寺の小姓たちは、住職に相談し、
 その振袖を供養することとなった。
 住職が読経しながら火中に振袖を投じようとしたその
 とき、強風が吹き、火がついたままの振袖は空高く
 舞い上がっていった。

 火は寺の本堂に燃え移り、消し止める間もなく次々と燃え
 広がっていき、ついには江戸の半分以上を包み10万以上の
 命を奪ってしまった。
 おりしも、大火が起こった日は、江戸の町に80日近くも
 雨が降らず北西の強風が吹いていた。」


 この他にもたくさんの物語があります。
 登場人物の名前が様々であったり、少女たちの年齢が
 17歳であったり。
 さらには、おきくが恋に落ちた美少年は、振袖が納められ
 た本妙寺の寺小姓であったという説もあります。
 ちなみに、当時は棺にかけられた服などは、寺で働く人が
 もらっていいことになっていたらしいです。

 なんだか、威勢のいい江戸っ子たちが好きそうな
 物語ですね。

 また、火元についてもいくつかの疑惑があります。
 その中には幕府権力がかかわっているものもあるようで、
 大変興味深いです。ですが、この話はまたいつか☆



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 ■4■         編集者のつぶやき
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こんにちは、マシノです。
梅雨入りしたと聞いた6月中旬頃は、
連日の豪雨を覚悟しましたが、これが拍子抜け。
梅雨入り直後は、東京では梅雨らしい雨が降って
いないような気がしました。

しかし、そんな東京でも先週の土曜日は、
突然の悪天候が襲ってきました。
私がたまたまいた八王子では、朝から息をするのも苦しい
程の蒸し暑さでしたが、お昼の突風とカミナリで一気に
気温が下がりました。
立川の方では、ヒョウが降ったとか・・・。

これからの季節、熱中症やクーラーによる冷え性、更には
たまにある異常気象により一層、体調管理が難しくなって
いきます。
本格的な夏に備えて、毎日の天気をチェックしておきたい
ものです。


■ 気象庁ホームページ ■
http://www.jma.go.jp/jma/index.html
毎日の天気予報や警報・注意報はもちろんのこと、
「気象に関する知識」など、意外と知らなかった気象の
ことについて、面白く学ぶことができます。
私としては、小学校高学年以上を対象とした子供向け
ページの「はれるんランド」のシューティングゲームが
オススメです。


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