日本の和服・作務衣を専門に追求した「作務衣博物館」

日本の和服・作務衣を専門に追求した「作務衣博物館」は「作務衣の専門館『伝統芸術を着る会』」によって運営されているウェブサイトです。
91~92年の作務衣 , 麻作務衣

雨がすり 麻絹作務衣


麻と絹の、ちょっと珍しい作務衣。



他ではまずお目にかかれないこの雨がすり。



素朴で少し粗い手触りを持つ麻素材と、優雅な光沢とサラリとした手触りで人気の絹素材を7対3の割合で仕上げた、ちょっと珍しい作務衣です。



いかにも春から夏にかけて着るにふさわしい素材組み合わせ。芥子色に、絣模様が、そぼ降る春の雨を想わせます。

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87~90年の作務衣 , 麻作務衣

麻混作務衣 藍白(あさこんさむえ あいじろ)


色、素材、形のすべてが涼しさを感じるものばかり。



湿気が多く暑苦しいといわれる日本の夏ですが、逆にこの季節を快適に過ごし、むしろ大いに楽しんでしまおうと考えた先人たちの知恵や工夫が現代にもさまざまなかたちで受け継がれています。



例えば夏の装い。

涼しさを感じる色は“白”か“明るい藍色”が双璧。素材は圧倒的に“麻”と“綿”。そして形は“ゆったり”と“少し崩して着る”――これが夏を快適に過ごすためのポイント。



つまり、このポイントを抑えた装いなら、たとえ実際の湿度や気温が高くても涼し気にさわやかに過ごすことができるということ。



確かに身のまわりの夏の服を見てみると何らかの形でこのポイントが生かされていることに気付きます。



縦糸は淡い藍染の綿、横糸は生成の麻



「藍白」は、これらのポイントをすべて備えています。

素材は麻と綿がそれぞれ50%ずつ。縦糸は淡い藍染の綿。横糸は生成の麻――これを交えて織り上げ、いかにも涼しげな<藍白>という彩りで仕上げています。



藍白とは、藍染工程の最も初期段階で得られるごく薄い藍染の色で、白に少し藍をかけて白さを押さえるという意味から“白殺し”というユーモラスな呼び方もあります。今でいう、オフ・ホワイトというわけです。



仕立てはゆったりとした作務衣仕立て。注目は両袖にしつらえた白いかがり糸。風通しの良さという機能面はもちろんですが、見た目にも涼感があり、さらにいかにも夏の装いらしい粋な情緒が楽しめます。



日本の夏の風情にしっくり溶け込み、新しささえ感じるこの作務衣。暑さを遊ぶような気持で…いかがでしょうか。

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99~00年の作務衣 , 染&織作務衣

秋葉ちぢみ作務衣

受け継がれてきた伝統の技と、最先端の技術との出会いが昇華した、新たなる「ちぢみ」の息吹。



“ちぢみ”の新たなる作品を、15周年記念として創ろう――。

その課題のもとスタッフが東奔西走、ようやく巡り合えたのが、越後は板尾の名匠、島昇さんが手がける「秋葉ちぢみ」でした。



高温多湿な日本の夏を快適に過ごすため、先人たちの知恵が生み出したのがこの「ちぢみ」。肌との接触面を少なくすることで、涼感を得ることのできる技法です。



生まれた作品は、当会のちぢみの作務衣の新境地を拓いたとも云うべき会心の作。意匠、品質、価格ともに、堂々と自負できる一着と相成りました。

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99~00年の作務衣 , 染&織作務衣

近江縮作務衣 グレー


綿と麻、近江縮みの絶妙の調和。独特の織り柄が味わい深い。



独特の織り柄による生地の表情が、陽光に映える清々しい彩りとあいまって、着る方、そして人々の視線に、本麻に勝るとも劣らない涼感を与えてくれます。



四季に応じて衣を替え、その季節に最も適した作務衣をまとっていただき、自然の旬や心の開放感を肌で感じてみて下さい。

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97~98年の作務衣 , 麻作務衣

近江縮作務衣 絣柄


麻のシャリ感が快い涼を奏でる。

縁台に蚊遣り、ゆかたがけ…懐かしさと共に、最も日本的な情緒が残る夏です。



心身が伸びやかに解放される行動的な季節ですが、いかんせん日本は高温多湿、もっと快適にお洒落に過ごせる作務衣はないものか。



近江縮み作務衣は、そんな考えをもとに、趣豊かな夏をさらに心地よく楽しんでいただくために生まれた一着。



そのため、麻と綿を組み合わせた涼しげな布地を採用し、涼感あふれる「近江縮み」で仕立てました。



日本の夏に近江縮みの作務衣…手放せなくなること請け合いです。
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87~90年の作務衣 , 染&織作務衣

本藍染 近江縮作務衣

麻と綿の織りなす涼感、本藍染の風合い。



ちぢみは、近江四百年の伝統が息吹く手もみの「しぼ」の技法。四百年の伝統を持つ手もみ技法により、“しぼ取り”加工がされていますので、肌との接触面が少なく、べとつき感がありません。



素材は麻45%、綿55%といういかにも夏向けの素材構成です。



通風性にも富んでいて、また、手もみによる加工が麻の硬さを和らげ、シャリッとした感じの心地よい肌ざわりが得られます。

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99~00年の作務衣 , 透かし作務衣

駒絽作務衣 夏風(こまろさむえ なつかぜ)


夏着尺として、古くから大店の旦那衆などが好んで求めた“紗”。 夏姿の究極は絽に尽きると言われるように、静かなる秩序に満ちた透間が生み出す、涼を呼ぶ透明感は、まさにため息もの。



昔から廃れずに伝えられて来ているものには、「やはりいいモノはいい」と人々に思わせる、確固たる魅力と力があります。



こちらも、通が好むといわれる“五本絽”を採用した、魅力あふれる一着です。季節に流されるのではなく、逆に季節を遊ぶという感覚で、心の贅沢をお楽しみ下さい。
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99~00年の作務衣 , 透かし作務衣

縦紗作務衣 霧島(たてしゃさむえ きりしま)


衣替え…というとすぐに思い浮かぶのが6月、10月の年二回。



しかしながら、日本は四季の国。

本来ならば年に四回、衣替えがある方が、その季節の趣をより深く味わえるのではないでしょうか。



それはいわば、季節に強いられるのではなく、逆に季節を先取りしながら、装いを堪能するという贅沢…。



“粋”という言葉は、そんな行為から生まれたのかも知れません。



江戸時代から伝わる縦紗技法を取り入れた新作は、その名の通り、縦に流れる織りで全身すっきり。作務衣姿での立ち姿が一段と凛々しく映えます。

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99~00年の作務衣 , 透かし作務衣

駒絽作務衣 嵯峨野・葉山(こまろさむえ さがの・はやま)

「透かしの美学」の究極の贅――。季節を存分に楽しむための絽の誕生。

夏姿の究極は絽に尽きる、と言われるように、目にも風を呼ぶ絽の透明感は、この季節になるとお洒落の達人たちをはじめ、多くの人々に愛されてきました。



その、「透かしの美学」の究極版を創るべつ採用したのが、古来より伝わる「捩子織(もじりおり)」で織られた三本駒絽と呼ばれる生地でした。



夏着尺として、古くから大店の旦那衆などが好んで求めた高級感あふれる生地で仕立てた作務衣をまとえば、「いよっ、粋だね!」の声のひとつも飛んできそう。
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99~00年の作務衣 , 透かし作務衣

縦紗作務衣 沢緑(たてしゃさむえ さわみどり)


シャリ感と清涼感。周囲の目にも涼を呼ぶ。



縦紗(たてしゃ)と呼ばれる、江戸時代から伝わる技法を採り入れた織りが実に印象的。



縦糸一本毎に経糸に捩れ目を造るという独特のもので、それにより微妙な透かし加減の味わい深い生地を創り上げました。



通常の紗を数段越えた、心地よいそのシャリ感と清涼感は、着る方の満足感に加え、「周囲の目にも涼を呼ぶ」絶品。



季節先取りで袖を通せば、いつにも増して凛と背筋が伸び、行き交う人の熱い視線を、より多く集めること請け合いです。
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97~98年の作務衣 , 透かし作務衣

麻混紗作務衣 侘茶(あさこんしゃさむえ わびちゃ)

紗の透かしを通して、心地よい夏が見えてくる…通好みの彩りを放つ作務衣。



いにしえよりお洒落の達人たちが好んでまとったという紗。暑い夏に重ね着をすることにより、透かし加減で、涼感を演出するという逆転の発想が、今も多くの人を魅了してやみません。



当会が放つこの夏の紗の新作は、通好みの彩りである茶。作務衣ファンなら、ぜひ一着は揃えておきたくなるお洒落度の高さがたまりません。



炎天下、この作務衣をまとって涼しげに歩けば、人々の羨望の視線が集まること間違いなし。

暑さにかまけて、つい衣服も横着になる他の人を尻目に、紗の作務衣でたっぷりと、“お洒落の美学”をご堪能ください。

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95~96年の作務衣 , 透かし作務衣

紗つむぎ作務衣(しゃつむぎさむえ)


ほどよい透かしと、シャリ感のある肌ざわりは、まさに盛夏の一着。



この「紗つむぎ作務衣」は道楽価格ではなく、誰でも手軽に求められる価格とするため、素材は絹にかわり、その光沢が最も絹に近いとされるポリエステルを使用。



それに、紬の特徴を再現するために、太さが一定せずに太細の変化がある糸を使った昔ながらの織り…と徹底して紗紬の風合いを求めています。



そして、名門桐生が本腰を入れただけに仕立て上がった「紗つむぎ作務衣」の出来栄えはびっくりするほど。素材をあかさなければ、昔ながらの紗つむぎだと言う人もいるほどです。



写真のように、いかにも涼しげな透明感。そして、太さが不均一な糸と強い撚りから生じるシャリ感の心地よさは抜群。汗をかいてもサラッとして肌にべとつかない風合いが得られます。



夏の陽射しの中でひときわ映えた、おじいちゃんの紗紬。その風合いが見事に再現されたというわけです。
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95~96年の作務衣 , 透かし作務衣

銀紗作務衣(ぎんしゃさむえ)


古来から愛されてきた、透かしの美学。



絽や紗の“布地を透かす”という発想や技術は、二千年も昔に中国で生まれたといわれています。



細やかな美的感覚を持つ日本人にとって、この透かしの美学はとても好ましいものだったようで、絽や紗は古くより夏のお洒落には欠かせないものだったようです。



夏のお洒落の格上定番とされてきた紗。圧倒的な透明感を感じる銀紗作務衣には、静電気防止の加工も施されています。

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95~96年の作務衣 , 透かし作務衣

綿絽作務衣 藍鼠(めんりょさむえ あいねず)


季節の光や風を採り込む。



見ているだけでも涼しげな色合いだと思いませんか。その上に五本絽の透間が光を通すのですから、気分は爽快の一言です。



綿素材の五本絽――当会の綿絽作務衣は、ひと季節早めに、春の終わり頃から着用を始められることをおすすめいたします。もちろん、盛夏まで絽の醍醐味を楽しむことができます。



絽や紗は、黒や紺など濃い色の方が透明感が強くて良い――という声もあるようですが、それは色が少なかった頃からの言い伝え。淡い色が見せる透明感はとても自然で柔らかく、心が和むものです。季節の光や風を採り込む一着、いかがでしょう。

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95~96年の作務衣 , 透かし作務衣

緑紗作務衣(りょくしゃさむえ)

光を透かし、夏の主役をさらう。

麻がその感触で涼しさを感じるなら、視覚…つまり目で感じる涼しさもあります。その代表とも言うべきなのが、“絽”と“紗”と呼ばれる織物です。



当会もこれに挑戦。

まず、絽の作務衣「潮騒」を開発して世間をあっと言わせました。



そして春、そこまでは行くまい――という声に逆らうように「紗の作務衣」を発表しました。これが大評判。



藍紗の端正さに比べて、緑紗は“粋”な感じです。

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