日本の和服・作務衣を専門に追求した「作務衣博物館」

日本の和服・作務衣を専門に追求した「作務衣博物館」は「作務衣の専門館『伝統芸術を着る会』」によって運営されているウェブサイトです。
91~92年の作務衣 , 絹作務衣

絹唐桟作務衣・羽織 音羽、花川戸(きぬとうざんさむえ・はおり おとわ、はなかわど)


インドより渡来、江戸の中期に大流行した唐桟縞で仕立てた作務衣を二点、新作としてご紹介します。



素材はいずれも絹100%。直線的に流れる縞の美しさが、絹ならではの光沢に溶け込み、優美さと粋をいやが上にも引き立てます。



細い縞の「音羽」は、濃紺と茶に淡い藍を一組にしたタテ糸と、濃紺のヨコ糸を交わらせた微妙な色合い。紺を主にしていながら、鼠色に見せる奥深さが特徴です。落ち着きと品格の粋をイメージしています。



少し大柄に見える縞の方は「花川戸」。茶と生成の白をタテ糸に、金茶のヨコ糸を交わらせた明るい色合い。ちょっといなせに、遊びごころの粋を表現しています。



まさに、静と動。江戸っ子の粋を対称的にとらえてみました。

サラリとした肌触り、着用感も抜群です。お好みに合わせてお選び下さい。



絹に唐桟とくれば、やはり羽織を合わせたい。



さり気なく作務衣の上にはおるだけで、“音羽”なら、さらに格調が増すというもの。

“花川戸”だって渋さが加わり粋を高める。布、色、織りはすべて作務衣と共揃い。



羽織を着ると、なぜか口調まで変わるから不思議。

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87~90年の作務衣 , 絹作務衣

正絹作務衣 鉄紺(しょうけんさむえ てっこん)


絹の光沢がかもし出す気品に溢れた奥深い色合いは、まさに古彩。



正絹作務衣“絹古彩”シリーズの新作は、写真のように藍の色です。先に“茶”と“鼠”の彩りを開発しましたが、作務衣の基本色である“藍”系の彩りの人気は根強く、要望も殺到したために、今回の新作として開発いたしました。



ご覧のように、少し緑がかり、見る角度や光線の具合で微妙な変化を見せる色。その気品と奥深い色合いから「鉄紺」と名付けました。



絹の光沢と溶け合い、まさに古彩と呼ぶにふさわしい色合いで正絹作務衣の醍醐味が楽しめます。
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87~90年の作務衣 , 絹作務衣

正絹作務衣 鳩羽鼠(しょうけんさむえ はとばねずみ)

鳩の羽根を偲ばせる渋さと若さを備えた彩り







やっぱり渋さはすてがたい。それでいてこの“つや”は何だろう。



両手を広げて鳩の真似――この彩りは心を豊かにする。







わずかに紫がかった灰色。文字通り“鳩”の羽を偲ばせる色です。鼠色の中でも渋さと艶が微妙に交錯する実に感覚的な彩りと言えましょう。







抑えた感じの着こなしから、見る人をハッとさせる鮮やかさ――まさに正絹作務衣ならではの歓びです。



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87~90年の作務衣 , 絹作務衣

正絹作務衣 媚茶(しょうけんさむえ こびちゃ)


江戸時代後期に流行した優美で粋な彩り



ちょっと遊び心が欲しい。品を崩すことなく粋な感覚。

絹の輝きがちょっかいを出してきてこの彩りの変化はたまらない。



少し黄色味を帯びた暗い灰黄赤色。この色は、粋な色として江戸後期に大流行した彩りです。



正絹の優美さが、粋な彩りをさらに増してくれるこの「媚茶」は、品を崩すことなく遊び心感覚で作務衣を着こなしたい、という方にぴったりです。
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97~98年の作務衣 , 絹作務衣

謹製 正絹作務衣(きんせい しょうけんさむえ)


優雅な光沢、しなやかな風合い。くつろぎ着として絹を着る。この快感がたまらない!



えっ、絹の作務衣?と、多少とも作務衣をご存知の方から驚きの声があがるかもしれません。確かに、作務衣の本来の姿から考えれば、おや?という感があるのも当然でしょう。

しかし、これもまた現代に新しい生命を灯した作務衣の姿でもあるのです。



作務衣の本物志向がたどり着いた究極の作務衣



古き良きものの心を残しながら、その質的向上を図ろうとする本物志向がたどりついた究極の作務衣――それが、この「謹製 正絹作務衣」です。



これまでも絹を使った作務衣は無かったわけではありません。しかし、それはごくひと握りの貴人や粋人、または富裕家の特別注文によって存在したに過ぎません。つまり、一種の道楽に近いものだったのです。



それだけに、このように絹の作務衣が一般向けに販売されるという例は、作務衣の長い歴史の中でも画期的なことなのです。しかも、それが大変な評判となっているというのですから、これも作務衣愛好者の本物志向をよく現しているといえましょう。



正絹100パーセント。機能や形は昔ながら…



この話題の「謹製 正絹作務衣」、文字通り絹100%の高級品。専門家の間では「正絹紬着尺」と呼ばれているもので、結城紬風に織り上げられています。染色は、非常に堅牢度の高い化学染料でしっかり染め上げられていて、いつまでも新鮮な風合いが損なわれません。



いまさら言うまでもないことですが、絹は布地の王者。それだけに、この作務衣の優雅な肌ざわり、光沢は格別。正絹でなくては味わえない醍醐味です。



社会的地位や年齢にふさわしい小さな贅沢!



この絹の作務衣の評判がすこぶる良いのです。

社会的地位や年齢があるレベルに達すると、家庭でくつろぐ時に、何を着ればよいのか?と迷うもの。まさかパジャマでもあるまい…ということなのです。



その点、作務衣ならその品格と機能性から文句なし。ましてや絹なら…というわけなのでしょう。さり気なく、まさにくつろぎ着として“絹”を着る――この歓びがわかる余裕(ゆとり)派におすすめの一着です。



独特の風格が…



絹の作務衣には、ぜひ羽織をご用意いただきたいと思います。羽織一枚で、くつろぎ着としての機能性に独特の風格がプラスされます。総裏付きで素材はすべて絹100%。

正絹作務衣にこの羽織の組み合わせ、もうこれはフォーマルフェア。お正月は、これで決めてみませんか。

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97~98年の作務衣 , 染&織作務衣

スエード作務衣(すえーどさむえ)


スマートな作務衣の誕生です。



スエードとは、羊皮などの柔らかい感触を持つ裏皮(バックスキン)のこと。靴やバッグ、ジャケット、ベストなどに使用される素材ですから、お聞きおよびの方も多いことと思われます。



ただし、実際に動物の裏皮を使うと、とても手が出ないような価格になるため、現在では素材を起毛して裏皮のような感触や風合いを出す「スエード仕上げ」によるものが主流となっています。年頭に発表して話題を集めたご紹介の「スエード作務衣」も同様の仕上げ加工によるもの。



通常ですと綿素材を使用しますが、絹に似た光沢を出すためにポリエステル素材を使用。さらに特殊な剪毛法により、独特の風合いをもたせています。



また、スエードならではの柔らかい感触を強調するためニット織り――と、当会ならではのオリジナリティにあふれたスエード仕上げの作務衣が完成しました。


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99~00年の作務衣 , 染&織作務衣

オリエント作務衣(おりえんとさむえ)


仏教ゆかりの地ですべてが創られた、オリエンタルな一着。



古き佳き装いを現代に蘇らせる――という当会では、温故知新、装いの進化をも追及し、作務衣のある暮らしの中に新しい意義を打ち立てるというテーマも同時に掲げてきました。



その追求の視点は和の世界はもちろん、良いものは和洋を問わずどんどん採り入れるという柔軟かつ進歩的な志向のもと、数々のユニークな作務衣を世に送り出してまいりました。



そしてこのたび、当会が着目したのは聖なる地、インドが生んだ染と生地…。

自然の恵み豊かな草木染めと科学染料を巧みに交ぜ合わせた独特の染と、素朴な風合いで人気の高いインド綿の融合は、これまでにも数多く外国の生地を見開きした目利きを自負する当会のスタッフも一目惚れの状態…。



しかも、インドといえば、仏教の故郷としても名高い地。作務衣の普及の原点である僧侶たちのことを考え合わせると、当会が偶然にも新作の開発にインドの染と生地に注目したのは、何か大きな輪廻を感じるというもの。



生地は、手織に近いざくっとした味のある厚手。これは、半自動織り機で織り上げたゆえん。しかも厚手でありながら、透かしが入っているところが憎いこだわり。さらに肌に馴染む風合いを重ねるために、一度ウォッシュアウトするという手の込みよう。染も織も縫製も、すべてインドで行った、まさにオリエンタルな作務衣の誕生です。



実はこの新作、モニター調査でも大変な人気を集めた品。眼の肥えた作務衣愛用家の方々をうならせるに十分な作務衣だと改めて自負するに至ったのですが、インドの職人の手によるため如何せん数が創れず、100着限りの限定販売と相成りました。

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95~96年の作務衣 , 染&織作務衣

コチニール染作務衣 ボヘミアン<自由人>(2)


100%手織の綿絹布地がインドから…



タイミングというものはあるのですね。コチニールへの挑戦が決まった同じ頃、今度はインド経由で魅惑的な布地が届けられたのです。



これがインドの「綿絹(めんきぬ)」。文字通り、綿と絹とが交織されていて何ともいえぬ風合い。しかも、それが100%の手織なのです。インドの機織職人がコツコツと手織した布地の表情は、機械織りでは決して得られぬもの。綿と絹との素材の違いも手伝って、糸の不揃いが嬉しい素敵な布地です。



こんな素晴らしいキャンバスに、コチニールと藍で彩りをつける――職人にとって、それはまさに至福の時であったに違いありません。赤が鮮やかすぎるため、藍との比率が微妙。試し染めを重ねた結果、1対9で染め上げました。



毎日、会員の皆様にお届けする作務衣づくりでは、精緻なまでのいわゆる職人芸を発揮する職人たちが、その仕事を心から楽しんで成した一着。この作務衣からは、新しい翼を持った「心の書斎」の香りがただよいます。

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95~96年の作務衣 , 染&織作務衣

コチニール染作務衣 ボヘミアン<自由人>(1)


作り手の嬉しさやときめきが、着る人の心をさらに自由にする――



「コチニールがまとめて手に入ったよ、どうする?」メキシコから一本の電話が当会の空気を一変させました。電話を受けたスタッフは、目をキラキラさせて「赤染めが出来るそうです!」と叫び出す始末です。



確かに、藍染にはじまり、草木染、茶葉染、樹木染…とステップを踏んできた当会にとって「赤染め」とも「虫染め」とも言われるこのコチニール染めは、挑まねばならぬものに違いありません。



まとまった入手が難しい動物染料



コチニールとは、ペルー、メキシコ原産のウチワサボテンに付く介殻虫から採った動物染料のひとつ。色素の主成分はカーミン酸という赤色素で、古くから緋(赤)染に用いられていました。ただいかんせん、動物染料ですから、大量の供給は難しく、科学染料が発達した現在では、特に日本ではほとんど見かけることがなくなっています。



しかし、そのコチニールがまとまって入手できる…と言われたら、逃げるわけにもいきません。急遽、ゴー指令。コチニール染へのチャレンジが始まりました。
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97~98年の作務衣 , 染&織作務衣

ニットコール天作務衣 秋鼠(にっとこーるてんさむえ あきねず)


軽くて暖か、ソフトな肌触りがたまらない。当会初、ニットを採用。



秋とくればコール天。発表と同時に絶賛集中のシリーズですが、今年の秋はこれまでにまだ手をつけていない素材に挑もうではないか――。



そんなスタッフが注目したのが、洋装における秋冬の暖かな素材として馴染み深いニット。作務衣にニットとはこれまたユニーク、作務衣の専門館としてはやりがいがあると、意気揚々と開発を進めてまいりました。



そのテーマは「より軽やかに、さらに着心地よく」



重ね着太りが増える季節の中にあって、もっと気軽に颯爽と、しかもソフトに作務衣を着こなしていただきたい。そんな思いの中から元気な産声を上げたのが、新作「ニットコール天作務衣」です。



着心地も機能性も兼備、装いの季節にもってこい。



当会初のニット素材を、お洒落なコール天仕立てにした意匠は、装いの季節に相応しく、彩りもなかなかのもの。



特筆したいのは、身体にしっくりと馴染むその軽さと、ソフトな感触。肩が凝らず、思わず着ていることを忘れそうなほど。また、適度な伸縮性もありますから、長時間の読書や趣味に勤しむのにはもってこいです。



「だが、ニットというからには、毛玉ができやすいのではないか…」そんなご心配をお持ちになるのは当然のことですが、何卒ご安心を。それは開発段階でスタッフからも出た疑問。



そこで今回、ニット素材を用いるにあたり、捻じれを防ぐピリング性に富んだ大手メーカーの糸を採用することによって、毛玉の心配を解消しました。その上、ご家庭で丸洗いもできるという利便・機能性も、しっかりと重視しています。



部屋着として趣味にいそしむもよし、戸外で季節の趣を楽しむも、またよしです。

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97~98年の作務衣 , 染&織作務衣

コール天作務衣 生成(こーるてんさむえ きなり)


雑念のない無垢な白。これを着こなせばお洒落の達人。



畝の変化が醸し出す色合いの微妙な彩りと、お洒落心をくすぐる意匠で大人気のコール天作務衣。新作は、何とも潔く清々しい白です。



実はこれ、作務衣をユニフォームにしてみたいという外食店主の声をヒントに作った一着。とはいえ白といえば簡単そうでなかなか着こなせない、いわばお洒落の上級者好みの色。しかもセンス豊かなコール天とくれば、着こなしがいこの上なし。



この作務衣を着て闊歩する方は、中々のつわものと羨望を集めるに違いありません。

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97~98年の作務衣 , 染&織作務衣

コール天作務衣 緑粋と羽織(こーるてんさむえ りょくすいとはおり)


さらに、素材と色にこだわって…



大変なご好評を頂いた「コール天作務衣・群青」。次はぜひ綿素材でそれ以上のコール天作務衣を作りたいと、コール天好きのスタッフから声が上がりました。



作務衣にコール天素材は大変合う、だからこそ作務衣の基本である綿素材のコール天で作りたい、と言うのです。こだわり屋の彼のこと、ただ綿素材というだけでは納得するはずはありませんでした。



シルクのような艶と深みのある色



綿ならではの特性、丈夫で扱いやすく、身体に馴染み、また乾燥した季節の厄介者・静電気が起こりにくいことはもちろん、その上シルクを思わせるような艶と深みのある色が欲しい…というのです。



素材探しに駆け回り、やっと巡り合ったのが、ご覧の作務衣です。苦労の甲斐あって、その艶はまさにシルク。色も何ともいえぬ深みのあるグリーンを出すことができました。
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95~96年の作務衣 , 染&織作務衣

コールテン作務衣 群青と羽織(こーるてんさむえ ぐんじょうとはおり)


昔懐かしき響きを重ねて、「コール天作務衣」と名乗ります。



まず畝を目立たせない渋いコーデュロイ作務衣、次いで畝の太いタイプ(太コール)のコート、そしてついに、中コールにて毛羽立ちをはっきり見せた本格コーデュロイの登場。



これだけ新しく、鮮やかな作品が誕生しますと、何故か「古き佳き…」という言葉を記したくなるもの。前作「コーデュロイ作務衣」との識別を図る意味からも、昔懐かしい響きを持つ呼び名「コール天」を復活させたくなりました。

ひとつ、当会の趣味・道楽の成せるわざ…とお許し下さい。


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97~98年の作務衣 , 染&織作務衣

ベネシャンウール作務衣 至高(べねしゃんうーるさむえ しこう)


大切な人に逢う時こそ一期一会と心を戒め、装いもしかり。礼を失わぬ究極をまとうべし。



人と逢う、一期一会の場…。

特に社会において、それなりの地位を築いた方々ならば、なおさらのこと。やはりここは一番、装いも、相手からに礼を失わぬこともさりなん、自らを凛々しく戒め、これまで歩んだ経験と自負を密やかに込めた、究極の訪問着にて挑みたいもの。



ならばと送り出しましたのが、当会における究極の作務衣、その名も「至高」と名乗ります。



素材は、ウールの中でも最高級と言われる梳毛(そもう)を100%採用し、素材・仕立て・意匠ともに、これ以上は思いつかないと職人を唸らせた和装の本格仕立て。当会の至宝とも言うべき作務衣となりました。



だからこそ、羽織も特別仕立て。着物同様、折り返し付きの洒落た意匠が、風格に一段と深みを与えます。



ここ一番の場に、大切な方々との語らいの場に、ぜひお召しいただきたい作務衣の極みの逸品です。

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99~00年の作務衣 , 絹作務衣

ウール作務衣 ダークグレー(うーるさむえ だーくぐれー)


寒さが厳しくなるこれからの季節に、ウールの抜群の暖かさは嬉しい限り。しかも帯電防止加工を施してありますから、あの嫌な静電気も起きません。



彩りも、男女、年齢を問わず、どなたにでもよく似合う濃い目のグレーを採用。



意匠の面でも、ゴム袖ファンの熱いご要望により、ウール作務衣にゴム袖を始めて起用。筒袖仕様の作務衣、ゴム袖仕様の作務衣の揃い踏みと相成りました。
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99~00年の作務衣 , 絹作務衣

シルクウール作務衣 陽光(しるくうーるさむえ ようこう)


素朴な一葉が真紅で粋を誇るように…その主張の一着が、人の心を彩る。



焚き火、懐炉、鍋…いやはや暖かさが恋しい季節になりました。それは装いの方にも如実に現れるもの。



「作務衣で季節を楽しむ」というテーマを掲げる私どもでも、冬でも暖かな作務衣さえあれば季節をご堪能いただけるという信条のもと数々の暖ったか作務衣を生み出し、そしてこの冬も新作の開発に取り組んで参りました。



しかし、ただ単に暖かいだけの作務衣ならよそにもある…作務衣の専門館である私どもが創るのですから、自負をも込めて、それは暖の中にも粋を極めた一着でなければなりません。その信条を創作の基本に開発は始まりました。



暖かい作務衣の素材、とくれば天然の恵み豊かな、優しい感触で心身を包み込んでくれるウールがいい。



粋=お洒落、とくれば高貴な輝きを持つ絹を素材に加えてみよう。

個性を主張、とくれば時代を反映したものでなければならないから、織りはこの秋冬に大きな注目を集めているツイードを採用しよう。



そして完成した作務衣は、黒と茶によるツイードが、お洒落さの中にも実に渋い雰囲気を醸し出す逸品に仕上がりました。



一般的なツイードよりも優しさと高貴な存在感が香りたっているのは、生地の王者である絹を15%も加えてあるからです。それにより、ツイード特有のざっくり感をお楽しみいただきながら、同時に滑らかな絹の感触と着心地の良さ、渋い光沢も味わっていただけるという贅沢を実現しています。



もちろん着心地の暖かさは言わずもがな。シルクウールが創り出してくれる温もりを友に、寒風もなんのそので、季節の散策をお楽しみいただけます。

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97~98年の作務衣 , 絹作務衣

ウール作務衣 琵琶茶(うーるさむえ びわちゃ)


ノスタルジックな趣を存分に楽しめる古風な一着。



袖を通すと、その懐かしい見栄え織り、ざっくりとした暖かな触感に、しみじみと日本人であることの慶びを感じる…。そんな思いを味わわせてくれる一着です。



渋みのある見事な茶の彩りは、喧騒に満ちた現代に背を向け、じっくりと自分を振り返る時間にもよく似合います。



その意匠も含め、全体の雰囲気は、まさに作務衣を知り尽くした通好みの完成と呼ぶにふさわしい味わいをかもし出しています。
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ウール作務衣 だんらん(うーるさむえ だんらん)


高機能、それは新しい伝統。伝統の味わいに加えて作務衣の合理性――楽しみが幅広くなった。



作務衣としては初めて素材にウールを採用。

暖かくてシワになりにくいこのウールは、洋服布地としての慣れ親しみもあって肌ざわりの安定感は抜群です。このウール地に「撥水」「形状記憶安定」の加工を施しています。



特に、注目は形状記憶安定。織り上がった生地に特殊な加工を施し、生地全体が伸びようとする習性を持たせます。



そして裾や袖先でその習性の方向を止めれば、いつでもピシッとシワのない作務衣が生まれるというわけ。



このため、洗濯も丸洗いOK。

乾けば生地が勝手に伸びて、アイロンがけをしなくても元通りにシワのない状態に戻ってしまいます。



そうです、ウールが家庭でザブザブと洗えてしまうのですから、これは画期的です。



上下とも総裏付で暖かさは文句なし。さらにシワも付かず水もはじく…とあって、この高機能加工のウール作務衣「だんらん」は秋から冬にかけておすすめしたい一着です。



これがウワサの高機能加工



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95~96年の作務衣 , 染&織作務衣

コーデュロイ作務衣と羽織(こーでゅろいさむえとはおり)

二重織りから生まれる“王様の畝”が、とてもお洒落で小粋。厚手の仕立てが、大きく包み込むような暖かさを五体に伝えてくれる。



ヨーロッパのエスプリを和の様相に溶かし込んだ職人たちの技の冴え――。



なつかしきコール天との呼び名を持ちながら、またひとつ新感覚の作務衣が誕生。
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