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カタログ和服こぼれ話

秋葉ちぢみの里を訪れて(2)


新たなる「ちぢみ」を求めて越後へ



そんなスタッフのもとへ朗報が届いたのが、今年の初め。

有名な「ちぢみ」の里である近江と双璧をなす新潟は小千谷の近くに、先取気鋭の名称がいると言うのです。

取るものもとりあえず、スタッフは新潟県は板尾の地に降り立ちました。



出迎えてくれた名匠の名は、島昇さん。



鼻息も荒いスタッフがぶつける作務衣に対する思い入れを柔和な笑みで聞きながら、島さんはやがて「分かりました。やってみましょう」と快諾の一言。



いにしえの伝統を現代に普及させたいという両者の思想が一体となった瞬間でした。



伝統と先進が生む「秋葉ちぢみ」とは?



小千谷は世に名高い「ちぢみ」の里のひとつですが、その品に勝るとも劣らないとの高い評価を近年得ているのが、板尾の「秋葉ちぢみ」。



ちなみにその名は上杉謙信由来の秋葉神社にちなんで名づけられた、歴史的に由緒あるものとか。

いやはや不勉強でしたと頭をかくスタッフに、島さんは「その伝統をより広めるために、私、コンピュータも使っているんですわ」と意外な一言。



伝統の技術を網羅した品だと、どうしても価格が割高になってしまう。

そこでコンピュータを駆使した最新技術を導入すれば、伝統の味わいと品質を損なわずに、しかも皆様の声にお応えした価格の品を生み出すことができる。



それにより、もっと大勢の人々に「秋葉ちぢみ」の素晴らしさを堪能してもらいたいのです、という島さんの話は、伝統と先進の融合による進化を目指す、当会の作務衣に対する志の一端とまさに同じもの。



創立15周年にのぞむ当会の気概と、板尾の地から温故知新の叡智を秘めた「秋葉ちぢみ」を発信せんと意気込む島さんの技とが融合した、創立15周年特別企画の「秋葉ちぢみ」作務衣。



夏を席巻しそうな勢いを秘めて、今堂々のお披露目と相成りました。

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