日本の和服・作務衣を専門に追求した「作務衣博物館」

日本の和服・作務衣を専門に追求した「作務衣博物館」は「作務衣の専門館『伝統芸術を着る会』」によって運営されているウェブサイトです。
甦る日本の和服 伝統技術と匠の技

古代の浪漫 泥染(1)


古代びとが夢見たお洒落の原点。大地の温もりを伝える染めがここにある。弥生、縄文人が見に付けた染を遂に復刻!

私どもではこのたび、古事記や万葉集にもすでに記されているほど古く、染めの原点とも呼ぶべき土染め(はにぞめ)と呼ばれる古代染色技術の復刻を遂に実現しました。



土に含まれている鉄分など、様々な成分が作用していて、実に素朴で深みのある独特の色合いを醸し出すその染めによる彩りは絶妙そのもの。古代びとの浪漫を秘めた、幻の染めの一着をご覧あれ。



大地を着る。太古をまとう。これぞ温故知新。



新作に用いられた泥染めの基本となった土染め(はにぞめ)は、近年では東京都町田市の和光大学講師であり、古代技術の研究を専門とする関根秀樹氏が復元に取り組み、マスコミなどで取り上げられ話題を呼びました。



そして遂に今回、その古代の浪漫あふれる染めを復刻し、作務衣としての開発に成功したのですが、実はそのきっかけは、記事を目にした当会のご意見番からの叱咤激励でした。



「これこそお宅が挑戦するにふさわしい技。素朴そのもので、しかも太古の浪漫にあふれている。弥生時代や縄文時代に生きた人たちが身にまとった彩りをまとえるんだから、考えただけでワクワクしてくる…。さあ、ぐずぐずしないで始めようじゃないか」



そしてこの秋、遂に完成した作務衣はこれまでスタッフの誰もが目にしたことのない、素朴でいながら、どこか力強さを感じさせる一着。それは、私どもにしか創れないという強烈な自負もあったからです。染めの原点を復刻し、古代びとのお洒落心をも現代に蘇らせた、「泥染作務衣 古代茶」の誕生です。
- トラックバック (0) -