日本の和服・作務衣を専門に追求した「作務衣博物館」

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91~92年の作務衣 , 染&織作務衣

万葉百彩 藍茶葉交織作務衣(まんようひゃくさい あいちゃばこうしょくさむえ)


茶葉染めの糸を組み合わせてみたら…仕掛け人は七代目。遊びごころが見事な作品を生んだ。さすがに目が利く。



息子さんの茶葉染め開発をじっと見守り続けてきた七代目。聞かれること以外は余計な口出しは一切さけてきたという。



だが、職人としての心はムズムズと騒いでいたようだ。ましてや、息子さんの茶葉染めが目を見張るような出来栄えときては、もうたまらない…。



茶で染めた糸を拝借。これをタテ糸に、得意の藍染糸をヨコ糸に使い交織。これまでの藍染では出せなかった作務衣が実に新鮮。藍染めファンには見逃せぬ一着に仕上がった。さすがに四十年以上のキャリアは伊達ではない。



ネップ加工も施された奥深く、何かを語りかけるような藍の色合い――幻の作務衣にしたくないとの申し出に、「じゃ、1ヤード分だけなら…」と七代目。やっと150着のOKを得た。ただし、価格は息子さんのそれを越えないで欲しいとの条件がついた。

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