日本の和服・作務衣を専門に追求した「作務衣博物館」

日本の和服・作務衣を専門に追求した「作務衣博物館」は「作務衣の専門館『伝統芸術を着る会』」によって運営されているウェブサイトです。
藍染作務衣 , 93~94年の作務衣

正藍縮長袖シャツ

夏の日射しに藍がよく似合う。縮み加工で涼しさ抜群。

正藍染に“縮み加工”を施した本格的な夏のシャツ。縮み加工のため、肌との接触面が少なくべとつき感がありません。前ページの、「麻ジャケット」と合わせれば風格が演出できます。藍染めファンには嬉しい一枚です。
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藍染作務衣 , 93~94年の作務衣

正藍染叢雲絞り染シャツ

正藍と万葉で染め上げたこの夏、注目の一枚――

素材は綿100%。藍染の伝統技法“叢雲絞り染”で染めた布地に、さらに植物染料≪茜(あかね)≫を加えて手染めしています。前述の「本麻ジャケット」と合わせればベスト。もちろん、このままでも注目のマトです。袖下のマチと、背中のプリーツタックでゆったりと着ることができます。
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藍染作務衣 , 93~94年の作務衣

本麻正藍染ジャケットとズボン(3)

作務衣づくりの体験が生み出した機能性!

染ばかりではありません。このジャケットやズボン、シャツには当会ならではの着る身になった機能性が秘められています。それはすべて、作務衣づくりの体験から生まれた知恵。つまり、作務衣のもつ“着やすさ”“動きやすさ”などの長所を流行の先端であるジャケットやズボン、シャツに生かしています。

一味どころか、二味も三味も違う夏の洋装――ほんとに今年の夏はお出かけが多くなるかもしれませんネ。
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藍染作務衣 , 93~94年の作務衣

本麻正藍染ジャケットとズボン(2)

藍に見せない藍染。これが“通”の真骨頂!

いかにも夏らしいジャケットです。このところ、年齢を問わずジャケットが大変なブームです。気軽にはおれてシャツやズボンとの組み合わせも自由で幅広く、そのくせどんな場にも礼を失することがないとあって、とても便利で合理的。さまざまな素材や柄物が出まわっています。そんな中で、当かたろぐの巻頭特集としてご紹介するのですから、このジャケットは並みのものではありません。

集まる視線がここちよい。若い頃のお洒落感覚が甦り優越感にひたりながら陽射しの中を往く――。

このジャケット実は“正藍染”なのです。えっ?と思われるかもしれませんが、藍染めと思わせぬ藍染め仕上げ。その意味で、とても贅沢で奥深い藍染めジャケットだと自負しております。少し緑味がかったジャケットは、これでも三回も藍ガメをくぐらせています。俗にいうところの“白殺し”という染め上がり。藍染め序列でいうと“藍白”です。これが、本麻の生成りと交じり合うと何ともいえぬ染め上がりとなります。

まさに“通好み”の正藍染めというわけです。自分だけが知っているジャケットの秘密。なんだか着用するたびにワクワクしてしまいます。奥さまや息子さんのファッションにひけをとるどころがさすが!と思わせるおしゃれ感覚で胸を張ってお出かけください。
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藍染作務衣 , 93~94年の作務衣

本麻正藍染ジャケットとズボン(1)

これ、藍染ですか!?いや恐れ入りました。感服の声に思わず頬がゆるむ。今年の夏は、外出が多くなりそうだ。

“あれ?いつもと様子が違うような…”と首をかしげておられるあなたの姿が目に浮かぶようです。意表をついたようで誠に申し訳ありません。そうです、いつもなら作務衣の新作がまず目に飛び込んでくるはずなのに…ジャケットですから、とまどわれるのも無理はありません。重ねてお許しを乞いながら、私どものご提案の説明をさせていただきたいと存じます。

身も心も解放される季節だから…

若い頃の思い出をたどる時、最も鮮明に印象深く記憶に残っているのは“夏”の出来事だといわれます。それだけ、この季節は他に比べても身も心も解放され柔軟になるということでしょう。じっとしていられない季節、心の翼を広げてすてきな思い出をつくる季節――それが、この夏だと思います。

ご夫婦で、またご家族での旅行や外出の機会が増えるこの季節に、当会からジャケットを中心としたカジュアルなファッションのご提案です。
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93~94年の作務衣 , カタログ和服こぼれ話

新玉の年ももう間近


年末、元旦、初詣・・・などのお正月



一年、三百六十五日が過ぎると気分も新たに年が始まります。いつ、誰が考え出したのか知りませんが、こんな時間の区切りというのはとてもいいものです。人生が、いや歴史がただ何百何十万何日・・・と区切りなしに続くとしたら、味も素っ気もないものになることでしょう。年号があったり、百年を世紀で表したり、一年は十二ヶ月、ひと月は三十日という具合に切りがあることは、日々にメリハリを付け四季の移ろいも合わせて、私たちの暮らしをみずみずしいものにしてくれる、とても人間的なシステムだと思います。



伝承の儀式や様式―お正月は檜舞台です。



その最も象徴的なのが“正月”です。十二月は三十一日の深夜まで取り立てに走りまわる借金取りも、除夜の鐘と同時に“おめでとう”―これは別に落語の世界だけの話ではありません。新しい年のめでたさや晴れがましさの前では、旧年のイヤなことやつらいことも姿を消してしまうということです。



というわけで、今年も残りわずか。何かと大変だった平成五年も、一夜明ければ希望に満ちた新しい年のスタート。何代にもわたり伝承されてきた儀式や様式の舞台が、松が取れる頃まで華やかに厳かに展開します。家族全員が、あたかも時代劇やドラマの主人公みたいに気取っていたり、お父さんがお父さんらしかったり・・・多少のテレくささはあっても、それでいいのです。それが、まさにお正月なのですから。



行く年来る年―



伝統芸術を着る会のカタログ「作務衣かたろぐ」が、こんな形で内容を深くできるのも、会員の皆さまの意識の高さ、ホンモノを見極める確かな目に支えられていることに尽きます。その意味も込めて、日ごろの皆さまのご支援とお引き立てに深く感謝いたします。同時に、皆さまにとって、来るべき新しい年が佳い年でありますよう、末筆ながら心よりお祈りいたします。
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93~94年の作務衣 , 藍染作務衣 , 甦る日本の和服 伝統技術と匠の技

万葉百彩染羽織 青淵(まんようひゃくさいはおり せいえん)

他の作務衣には合わせて欲しくない…という想い。







この羽織だけは、「青淵」作務衣にのみ合わせて着て欲しい――青木渓水さんから、会員の皆様へのメッセージを託されました。







通常、さまざまな作務衣に合わせて、その雰囲気をお楽しみください、という具合に羽織をおすすめしている私どもも、今回の職人たちの想い入れの強さの前には一言もありません。







もちろん、この「青淵羽織」は作務衣と同じ素材、染め、織り。やはり10周年記念作品となっております。




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93~94年の作務衣 , 藍染作務衣 , 絹作務衣 , 麻作務衣

三絲織作務衣とはおり(さんしおりさむえとはおり)

春がすみの内より、まぼろしの如くあらわれ出た、彩り三様。降り注ぐ細き糸の雨に輝きを映しながら…往く。







三絲織作務衣「茜(あかね)」



春はあけぼの…と表される光の色。うららかで、希望に満ち溢れた彩りはいかがでしょう。







三絲織作務衣「藤(ふじ)」



棚いっぱいに咲き誇る藤の花をイメージしました。遅き春を飾るにふさわしい幽艶さ、薄紫の彩りは溢れんばかりの気品をかもし出します。







三絲織作務衣「檸(れもん)」



菜の花を思うもよし、タンポポに心馳せるもよし…しかし、敢えて“檸”です。香りを放ち実となりて、酸っぱい想いも伝える奥深き味わいこそ、この作務衣にふさわしい。







もちろん、羽織もです。「三絲織作務衣」三点に合わせてご用意しました。いずれも作務衣同様に三素材による雨がすり。もう今さら…と思われるかもしれませんが、やはり羽織を合わせるだけで作務衣の品格がぐんと高まります。



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93~94年の作務衣 , 絹作務衣

正絹 綿入れはんてん(しょうけん わたいれはんてん)


暖かさもさることながら、正絹をさらりと普段に着る。この満足感がなんとも言えない。



ちょっと小寒い時、もうひとつぬくもりが欲しい時にひょいとはおれる気軽さ。どんな服装にも合わせられる上に、そのまま外出もOKという便利もの。



これまで、刺子や綿素材の綿入れはんてんをご紹介して参りましたが、遂にと言うべきか、やはりと申し上げるべきか“絹”のご要望が…。



つまり、はんてんにも目的別、お好み別の作品が必要になったということなのです。

素材は絹100%。綿入れのキルティング加工付きです。

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93~94年の作務衣 , 絹作務衣

正絹総裏付作務衣 銀寿(しょうけんそううらつきさむえ ぎんじゅ)


除夜の鐘を聞きながらワクワクしていた。元旦は少し早く起きて、身を清め袖を通す。ふわっとした暖かさが五体を包む。鏡の前に立ち衿を合わせ、ちょっとポーズ。銀の彩りが晴れがましい。やがて家族の者の声が騒がしくなる。さあ、ご主人様の出番だ。



晴れやかでめでたいお正月にふさわしく素材はもちろん絹、そして彩りは銀です。季節を考えて上下ともに軽くて暖かい綿起毛を裏地として付けています。



さらに、この銀寿専用として本格的な袖付羽織もご用意しましたので、どんなお客様への応接も礼を逸することはありません。



意識した途端に足が早くなる年末。お正月のご用意は早いに越したことはありません。

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