日本の和服・作務衣を専門に追求した「作務衣博物館」

日本の和服・作務衣を専門に追求した「作務衣博物館」は「作務衣の専門館『伝統芸術を着る会』」によって運営されているウェブサイトです。
01~02年の作務衣 , 絹作務衣

正絹作務衣 濃藍


官能の絹で春を遊ぶ粋。



しっとりとした輝きが魅力の生地の王者・絹。それは大人の男の渋い色気をより引き立てる官能的な素材。柔らかな季節の中で、しなやかに遊ぶ粋がそこにある。作務衣に正絹という大胆な融合で、大ブームを巻き起こした当会の正絹作務衣の第一号。寡黙でありながら艶と粋を放つ傑作品です。



風雪に耐え、年輪を重ねた大人の男には、渋い色気と艶がある。そんな男たちだからこそ、その装いには、天然の輝きが官能的な正絹の作務衣が似合うのです。無骨者の艶と、天然の官能の輝きがひとつになり、春という柔らかな季節の中にたたずむ時、それは類いまれな粋と美学になる…。



そこでお薦めしたいのは、ご覧の「正絹作務衣 農藍」。青く深い湖面が、優しい春の光に渋くゆるやかに輝くようなその格調高い表情は、正絹と藍の出会いならでは。袖通す時。自分では気づかないその色気に集まる視線に、あなたは気づくに違いありません。
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03~04年の作務衣 , 絹作務衣

シルクウール作務衣と羽織(2)


完璧な作務衣姿には、共布の羽織をお忘れなく。



大人が着るにふさわしい渋い絹の光沢を持つ格調の高さ、ウールによる優れた保温性、ミオガード加工の働きが創る気遣い無用の着こなし…。新作「シルクウール作務衣」の魅力は、前回のご説明である程度はご理解いただけたかと思います。しかし、これまで私どもが力説し、おかげさまで会員の皆さまからも大きなご賛同をいただいております、「完璧な作務衣姿には、共布の羽織を」という信条からすれば、作務衣だけでは魅力不足。しかも、前述しましたとおり、お出かけの多くなる時候、羽織はますます必需品…というワケで、この作品にも共布の羽織を開発致しました。素材は作務衣同様、絹とウールの共演。ちょっと厚手に仕立てましたので、保温性も高く、寒さの中でも凛々しい立ち姿をしっかりと創ります。



もちろん、ミオガード加工により、気遣い無用で作務衣姿がお愉しみいただけます。作務衣・羽織ともに、横糸に焦げ茶、縦糸にはグレーという2本の色違いの糸を採用。その糸と織りの相互作用により、パッと見にはグレーなのですが、光の加減や身体の動きにより実に微細な彩が生まれるのです。
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03~04年の作務衣 , 絹作務衣

シルクウール作務衣と羽織(1)


絹とウールの共演が、光沢と温もり、丈夫さを生む。



陽光も新鮮に感じる初春とくれば、光沢の魅惑を放つ絹の一着は限定品開発から外せません。しかもこの時候は年賀のご挨拶やご会合など、何かとご訪問やお出かけの増えるとき。しかし、スーツや着物ではありきたりで物足りない…とおっしゃる方にも、相手先に礼を逸せず、しかも個性をきりりと放つ絹の作務衣は、若者風で言えば、超の付くお薦め品。



そこで生まれましたのが、この「シルクウール作務衣」です。今回開発にあたり、スタッフが念頭に置いたのは、絹の光沢を渋く魅力的に表現すること、そして同時に暖かさも獲得すること。そのために、天然の素材の絹に、これまた天然素材のウールをプラスすることを試みました。



それにより、適度な光沢を放ち、大人が着るにふさわしい渋く輝く絹の表情を創ることに成功。また、ウールの働きにより、この季節にうれしい暖かさも生まれ、さらに丈夫さをも得ることが出来たのです。そして、全体から漂う厳かな格調を保つよう、水を弾き、汚れを防ぐ「ミオガード」を施してありますから、より気軽に絹の魅力をお愉しみいただけます。
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01~02年の作務衣 , 絹作務衣

正絹玉糸紬作務衣 金茶と羽織(2)


ご訪問に羽織は不可欠。いい一着なら、なおさらです。



作務衣姿をより完璧に楽しむなら共布の羽織は不可欠。私どもではかねがね、そう訴え続けて参りましたが、おかげさまで今では古参の会員の方々はもろより、新たに会員になられた方々の間でも常識となっていると聞きおよびます。ご覧のように、羽織をまとった姿は、作務衣姿とはまた趣を異にし、一種の風格さえ感じさせるほど、折りしもお出かけやご訪問の多くなる季節。羽織をまとって訪れれば先様への礼も失わず、かつ、着る方の存在感を改めてアピールし、好感度をより高めることにもつながります。もちろん今回の新作羽織も作務衣との共布を用いた「玉糸仕立て」。お洒落な雰囲気はもとより、腰まで包み込む意匠が防寒性も高めています。また、2つのサイドポケットを設けることにより、さりげなく小物を仕舞える機能をもたせ、作務衣同様「ミオガード」加工により水や汚れも気になりません。
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絹作務衣 , 01~02年の作務衣

正絹玉糸紬作務衣 金茶と羽織(1)


大気清々しい冬こそ、凛々しい作務衣がよく似合う。



冬は寒い。とはいえ、暖を取るために外出の際も着ぶくれしては、作務衣同好の士として如何なものか。男子たるもの、人々が背を丸めて歩く寒中なればこそ、きりりとした粋を見せたいもの。そんなときこそ正絹が映える。しかも総裏付で暖かい。きりっと袖を通し、威風堂々しっかりと臨めば、先様の羨望の目も熱くなる。



極めつけの正絹「玉糸」仕立てにて訪問着にも最適な一着。



何かとお出かけ、ご訪問の増える季節には、これぞ!と胸張れる一着にてぜひ男気を発揮していただきたい。そうくれば、素材は正絹、しかし生半可な絹では極め付けの訪問着は生まれない…。そこで私どもでは新作の開発にあたり、絹の中の絹と誉れも高い「玉糸」に着目いたしました。蚕(かいこ)が繭(まゆ)をつくる場合、まれに2匹がひとつの繭をつくることがあります。これを玉繭(たままゆ)と呼ぶのですが、そこから整糸した糸が「玉糸」で、2本の繊維が交錯しているため、不規則な節を持った実に野趣あふれる見事な糸になるのです。今回の新作は、この「玉糸」を素材に用いました。意匠は基本を踏まえ、2本の替衿にて洒落の変化を楽しめる工夫も付加。また、「ミオガード」という高機能を付加することにより、水や汚れを防ぎ、まといついたチリやホコリも簡単に落とせるというスグレモノ。もちろん総裏付で寒風対策も万全です。
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01~02年の作務衣 , 絹作務衣

正絹紬織作務衣 藍


着物セットの生地で創った高級感あふれる作務衣です。



前回ご紹介いたしました着物セットは、これた大好評。そんな中、古参会員の方々から、「この着物の生地で作務衣を創ってほしい。それもできれば、年末・年始に着てみたい」という突然のリクエストがあり、私どもは大わらわ。



いつも貴重なご意見をいただいている方々からの声なのですから、応えないワケには参りません。時間との闘いでしたが、職人を動員し、やっと今回のかたろぐに間に合いました。



しかしさすがは古参の会員の方々。いざ創り上げてみると、えもいわれぬ気品と格調をたたえた、実に見事な一着が生まれ、私どもと致しましても自画自賛したくなるような正絹の新作になったのです。総裏付きで暖かさもしっかりと確保いたしました。
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01~02年の作務衣 , 絹作務衣

正絹袴アンサンブル 黒


新様式も今や定着、個性あふれる姿に喝采が集まる。



私どもの作品の中には、皆様からヒントをいただいたり、意見をいただいた中で産声を挙げた作品が少なくありません。ここでご紹介する袴アンサンブルも、十数年前にある会員の方の声をもとに生まれたもの。



お客様の声から生まれた「新様式」



「作務衣に袴を合わせてみてはどうだろう」。最初その話をお聞きしたとき、創作のヒントを常に探し求めていた私どもはドキッとしたことを覚えています。作務衣に袴・・・そんな発想はスタッフの誰ひとりとして思い浮かばなかったという悔しさはもとより、その斬新なアイディアにカルチャーショックを受けたからです。



そして開発が進み、完成した袴アンサンブルの姿を見たとき、スタッフのひとりが思わずつぶやきました。「この野趣あふれる姿、まるで日々新しい秩序が生まれた戦国の世における武将の平服のようだ・・・」と。それがまさに新しい「新様式」の始まりだったのです。あれから時が経過し、新様式も今ではすっかり定着し、当会の看板作品のひとつにまでなりました。この季節に何かと増えるフォーマルな場などにおいても礼を失わず、それでいて着る方の個性を大いに発揮させてくれる袴アンサンブル。ぜひ一着はお手元にどうぞ。
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01~02年の作務衣 , 絹作務衣

正絹作務衣 黒


常識を破った正絹シリーズもバリエーション豊かに。



作務衣といえば、古くから僧侶の作業着として継承され続けた古き佳き和の装い。その素材は綿というのが基本なのは皆様もご存じの通りです。確かに綿素材の一着は洗うごとに愛着が増し、基本の素材としてこれからも不動の地位を保ち続けることは私どもと致しましても何の異存もございません。



しかしながら、その基本を守りながらも、日々変化する時代やライフスタイルに連れて、作務衣も進化しなければならないということが私どものテーマのひとつであることも揺るぎない事実。そのためこれまで、実に様々な素材に挑戦し、新たな領域を開拓して参りました。



「正絹作務衣=伝統芸術を着る会」



そして、その記念すべき先鞭つけたのが、ご覧の正絹作務衣シリーズです。かたや質実剛健な和の装い、かたや惨然と輝ける生地の王者。その二つがあいまみえるなど如何なものか。いや、これこそ革新、あっぱれだと、いやはや発表当時は嵐のような賛否両論を巻き起こしたものです。しかしその熱い鉄の固まりのようだった革新も、時が経過してしっかりとカタチと地位を獲得し、いまでは私どもの代表作と相成りました。



お客様の中には、一般に発表されている他の正絹作務衣の追随を許さない品質と品揃えから、「正絹作務衣=伝統芸術を着る会」と認識されている方もいらっしゃるほどです。バリエーションも人気の彩を冠した黒、そして個性派の銀鼠も加わり実に多彩。なめらかに輝く光沢を楽しみながら、年末年始のお出かけや語訪問などのための晴れの場での一着として、ぜひお揃えを。
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99~00年の作務衣 , 絹作務衣

2000年作務衣 飛翔

15年の経験とご愛用者の声から生まれた未来を先取りした一着。







これはいわば‘99年の創り納めの一着。ということは、当会15年の創造力の結晶ともいえる作品、ヘタは打てません。そこで、実に多くの会員の方々から、最高の作務衣の姿に対する理想とご意見をいただきました。







心地よい暖かさと絹のような光沢がいい!







程よい光沢が欲しい。生地にコシがあるモノがいい。自然に溶け込むような彩が好きだ。暖かくて着やすいことはもちろん、丈夫でなければ…と、その希望は実に多彩。







そこから生まれた新作は、その意見に堂々と胸を張れるものとなりました。重ね織りによる生地の光沢と微細な表情はもちろん、暖かさと丈夫さも実現。細やかな目詰まりにより防寒性も備え、暖かさも充分な頼れる一着です。新しい時代を迎えるに相応しいその逸品となりました。
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99~00年の作務衣 , 絹作務衣

正絹刺子織作務衣 鳳凰(3)

まるで有名人になった気がしてくる…貴方を変える作務衣です。







他にはない良いモノを着るということは、精神を凛々しく変えること。袖を通すだけで背筋が伸び、顔つきまでキリリとしてくるのがその証明。どっしりした存在感、沸き立ってくる誇らしい慶び、自然と集まる周囲の視線、薫り立つ粋…。まるで自分が、いちやく有名人になった気がしてくる…それもこの作務衣の魅力のひとつです。







内ポケットやズボンの裾など、意匠のこだわりにもご注目!







新作の「変身の一着」の効果とは…



①ブランド効果→いいモノを着ているという満足感が、顔つきを凛々しくし、立ち居振る舞いにも気品が出ます。



②羨望効果→身体の動きに合わせて微細に変化する絹刺子の格調の高さと渋い光沢は、周りから見るとまぶしいほどに羨ましい…。



③振り返り効果→威風堂々とした表情と存在感に、すれちがう人々が思わず憧れをいだき振り返ります。







その魅力をさらに高めるのが、随所に工夫を凝らした細やかな意匠です。そのひとつが上着の内ポケット。例えば大きなポケットに小物や小銭などを入れ込んで音を立てて歩いてしまっては野暮というもの。そこで小銭を収める内ポケットを設けました。







また、お洒落の通は足元から人を見ると申します。その際、履物などはもちろん、視線がゆくのはズボンの裾。そこで、お洒落なボタン留めにし、タックによる適度なゆとりと締めの妙を創り出すことにより、立ち姿全体を眺めた際の終点位置として、足元にキリッとしたポイントを表現しました。
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