日本の和服・作務衣を専門に追求した「作務衣博物館」

日本の和服・作務衣を専門に追求した「作務衣博物館」は「作務衣の専門館『伝統芸術を着る会』」によって運営されているウェブサイトです。
99~00年の作務衣 , 柄作務衣

大島紬作務衣 紺と羽織(おおしまつむぎさむえ こんとはおり)


裏地にまで絹を用いた、素材、意匠ともに究極の逸品



新作「大島紬作務衣」の生地の彩りは、大島紬の代表的な色でもあり、人気も高い紺を採用。その高貴な彩りに加え大島紬の優れた点は、糸が柔らかく熟して、生地が驚くほどの堅牢性を増し、親から子へ代々着続けられ、永年に渡って味わいを増していくこと。



この生地にて新作を仕立てるために、当地の織元をスタッフが何度訪ね交渉を重ねたことか…。大島紬での作務衣が夢であったこと、高嶺の花という認識を打ち破る価格で提供したいということ等等…。



やがて大島を詣でること数ヶ月、織元が苦笑い交じりにぽつりと一言、「根負けしたよ…。とにかく、ひとつやってみるか」。それこそ、創造という共通のテーマを追い求める同士の探究心が合致した瞬間でした。



その言葉で、希少な生地を作務衣用に特別供給していただくこととなり、その結果、常識ではまず考えられない、まさに破格な大島紬の作務衣が、15年目にして誕生することになったのです。



「大島紬作務衣」こそ、装いの年輪を楽しむための豪著な一着。

この生地をさらに引き立てるために、羽織の意匠をはじめ細部にわたって高級和装仕立てを採用。また、本物の通は見えないところにこそ贅を注ぐとの例えの如く、生地の王者である絹を裏地に採用、おかいこぐるみの着心地が存分に愉しめます。



故に僭越ながら、その作務衣に袖通すことは、いわば“成功者の証”。社会的地位を確立した方にこそ似合う、逆に言えば着る方を作務衣が選ぶ、ステイタスシンボルとも呼ぶべき価値を持つことは、真の審美眼をお備えになられた方なら一目瞭然のはず…。



当会の創作の集大成とも言える作品「大島紬作務衣」、親子代々ご愛着願いたいのです。この作務衣にはそれが出来るのですから――。

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