日本の和服・作務衣を専門に追求した「作務衣博物館」

日本の和服・作務衣を専門に追求した「作務衣博物館」は「作務衣の専門館『伝統芸術を着る会』」によって運営されているウェブサイトです。
97~98年の作務衣 , 絹作務衣

正絹作務衣 吉祥と羽織(しょうけんさむえ きっしょうとはおり)


新春を粋に装う、艶消しの絹。



年の始めの装いは、燻し銀の風格。表は手紡ぎ絹糸のみじん小絣。裏地には逞しい爪で吉運を掴み、鋭い眼光で邪気を追い払うと言われる鷹の絵柄。



作務衣で迎える粋なお正月――



会員の皆様の間ですっかり定着した当会からのご提案「作務衣で迎えるお正月」は、作務衣未経験の皆様にとっても作務衣初体験のいいきっかけになっているようで、お正月用の作務衣として企画された正絹作務衣・寿シリーズが大好評。そして今度のお正月用作務衣として開発されたのがこの「正絹作務衣 吉祥」です。



スタッフ会議で決まったお正月用作務衣のテーマは「粋」。奥床しく、上品で深みのある日本独特の美意識「粋」です。当会の考える枠を表現するため、まず素材探しが始まりました。



手紡ぎの絹糸で手織りの風合いを…



奔走の末出会ったのが、この見事な風合いのみじん小絣。

繭から丹念に手紡ぎした絹の糸をできるかぎり手織りに近い状態にするため、半自動の木製織機を使って織り上げています。



染めではなく黒糸に白糸をからめることで表現された奥深い彩り。絹糸によりをかけた紬の糸を細かく打ち込んだ落ち着いた絣。てかりを押さえた織り上がりにより、絹本来の艶のみが味わえる渋い仕上がりとなりました。



粋な人は見えない所にこそ凝るものとか…



さらにこの作務衣の憎いところは、裏地にまで凝ったところ。

作務衣の裏地には、ご存知「一富士・二鷹・三茄子」の縁起三景の一つ、松に鷹の絵柄。昔から鷹は吉運を掴み邪気を追い払うと言われています。また、羽織には、金運を象徴する小判の柄が施されています。



まさに通好みの粋な「正絹作務衣 吉祥」はお正月を飾るに相応しい作務衣と言えます。



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