日本の和服・作務衣を専門に追求した「作務衣博物館」

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カタログ和服こぼれ話

歴史の中で安らぎを染め出す。阿波の藍。(2)

自然と人の技に育まれる、阿波藍の生涯。







3月上旬。藍の種蒔きは大安の日を選んで行われます。種の大きさは約2ミリ。この小さな粒に願いを込めて、蒔き終えた後は、お神酒を奉り一年の豊作を祈願します。







6月下旬から7月上旬。梅雨が明けてから藍葉を刈り取ります。はじめての刈り取りを「一番刈り」といい、昔は刃渡り18センチもの大型の鎌「藍刈り鎌」を用いて手作業で行われていたそうです。







9月上旬。大安の日を選んで、その年の「すくも」造りが始められます。まず、「寝床(ねとこ)」と呼ばれるすぐもの製造場所に一番刈りの葉を入れます。これがすくもの製造の第一歩で、「寝せ込み」と呼ばれるもの。



その後、5日毎に水を打ち、「切り返し」という混ぜ作業を13回ほど繰り返します。これは長年の経験を要するもので、ベテランの「水師(みずし)」と呼ばれる職人が担当します。







徳島の地に南方からツバメが帰ってくる時期に種を蒔く。



一ヶ月後、2センチ四方に2~3本が残るように間引く。



定植された苗は太陽の光と恵みを受け、すくすく育つ。



藍葉は「頭巾」と呼ばれる専用の保存袋に収められ、保管される。


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