日本の和服・作務衣を専門に追求した「作務衣博物館」

日本の和服・作務衣を専門に追求した「作務衣博物館」は「作務衣の専門館『伝統芸術を着る会』」によって運営されているウェブサイトです。
絹作務衣 , 99~00年の作務衣

先染サマーウール作務衣 涼峰


「良いのもは、やはり良い」



「盛夏号の巻頭?サマーウールしかないでしょう」と、スタッフが一言。数日前の企画会議に参加した際には、「二年続けて同じ素材の作務衣を巻頭特集にするのは如何なものか」との当方の指摘をめぐり論争したのが嘘のよう。それはサマーウール作務衣が、“良いものは、やはり良い”というゆるぎない地位を築いた証でもあったのです。



カタログにおける決め事までも一蹴してしまう魅力…



私ども伝統芸術を着る会では、「作務衣かたろぐ」の巻頭は、新作作務衣をご紹介することを決め事としています。そのために重ねてきた、この十五年の努力が、他には類を見ない作品の数となって、「作務衣の専門館」という称号までいただくようになったのです。その十五年の間につちかった誇りや実績、カタログの巻頭には新作をという決め事までも、“良いものは良いのだ”と軽くいなしてしまうほど、サマーウール作務衣は、夏の作務衣の完璧な完成形として存在しているのです。



人気の秘密は『夏の作務衣』としての完璧な完成度



その人気の高さは、昨夏、機能性や意匠はそのままに、神色として発表した『涼感』が、シリーズ史上空前のヒットを記録したことにも表れていました。



急きょ、会員の方々へのリサーチを行った結果、その秘密は<夏の作務衣>としての魅力が、完璧にこの一着に集約されているからだと云うのです。●原色を避けた明度の高い中間色を採用した彩りは夏にぴったり●雨や水、コーヒーも弾く強力な撥水加工で、雨の日もまた愉し●小さく折りたたんでもシワにならない防縮・防シワ加工のおかげで旅行の際にも重宝●強い撚糸のクレープ糸を採用しているため、ケバ立ちを抑え、ホコリが付きにくい…と、枚挙にいとまがない多彩な魅力が、ケタ違いの人気に結びついたのでした。



先染めによる手法により清々しい表情を実現



ここまで愛され望まれる作務衣なら当方としても異存なし。今年の盛夏号の巻頭もサマーウールが飾ります。彩りは、夏の萌える新緑に映える、“しもふり浅茶”。発色を良くし、味わいを深めるために糸を先に染め上げ、しもふり調の織りによって生地の表情を醸し出し、ご覧のように実に涼しげな彩りと相成りました。


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