日本の和服・作務衣を専門に追求した「作務衣博物館」

日本の和服・作務衣を専門に追求した「作務衣博物館」は「作務衣の専門館『伝統芸術を着る会』」によって運営されているウェブサイトです。
01~02年の作務衣 , 染&織作務衣

圧縮ウール作務衣(1)


熟慮熟考を重ねた新作を満を持して贈ります。



俗に桃栗三年、柿八年と申します。雨風に耐え、時の流れを肌で感じながら、ひたすら内へ内へと想いを込めて精進すればこそ、やがてたわわな実を結び、外界へと旬味を解き放ちつつ、万人の喜びを得ることができるのです。



作務衣も、またしかり。東奔西走、時間をかけて良き素材を探し抜き、熟考熟慮、織や意匠に凝りぬいてこそ、万雷の喝采を得るものが生まれる…これもまた自然の摂理。



誠に恥ずかしながらこれまでの私どもは、作務衣の普及に勤しまん、急ぐべしとするあまり、その基本中の基本姿勢を忘れておりました。これまでの慌しいとも云える新作連発もその表れ。もちろん自信はございましたが、如何せん技に荒れがみえはじめしていたのは否めません。実際そのことを始め、旧知の会員の方々から、苦言をお小言をいただいていたのは事実…誠に申し訳ございませんでした。



じっくりと取り組む…それが本来の新作開発の姿



その点を深く反省し、本格的な装いの秋に向け、初心に帰った新作の開発に勤しもうとスタッフ一同、新たに心をひとつに致しました。そしてこの数ヶ月というもの徹底的に議論を重ね、ようやく満を持しての最新作「圧縮ウール作務衣」のお披露目と相成った次第です。こうなったのも私どもの我がままとはいえ、本当にお待たせしました。



今回の新作の素材、人気のウールでいこう…とまでは春には決まっていたのですが、単なるウールでは創作の見せ所がない、ましてやお待たせしたかいがない。そこでスタッフ各人が時間をかけて持ち寄った素材やアイディアを机上に乗せて吟味し尽くし、最終的にこれでいこう!と決定したのが圧縮ウールという素材。

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